遠野見聞録 参

もうちょっとだけ続く遠野物語。


二日目は遠野トリムFOなるものにチャレンジしました。遠野トリムFOとは、遠野に点在する見どころを自転車で巡りながらそれぞれのポイントでクイズに答えていくというものです。遠野駅前の観光案内所でクイズ用紙(50円)をゲットしたらあとは風に吹かれるまま走るのです。


「遠野の歴史を訪ねるコース」「遠野の物語を訪ねるコース」「遠野の奇岩と石碑を訪ねるコース」と三つのコースが設定されています。今回は「遠野の物語を訪ねるコース」を選択しました。

マップを見ながら指定ポイントを巡りクイズに答えていくのはRPGのクエストをこなしている感覚で楽しかったです。


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右の写真はかつて姥捨ての場所だったというデンデラ野。


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まだまだ現役という水車小屋。


今回は一つのコースしか走りませんでしたが、残りの二つのコースもぜひ走ってみたいものです。


さて、遠野ではレンタサイクルの貸出を行っており誰でも気軽にサイクリングできますが、愛着のある自転車で走れば楽しさも倍増というわけで、今回の旅行には自転車も一緒に連れてきておりました。


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こういうときには折りたたみ自転車が便利です。


また、折りたたみ自転車が珍しいのか行った先々でよく声を掛けられます。方言のせいか年のせいか分かりませんが六割ほど何を言っているか分からないおじいちゃんは、昔自転車を盗まれた話や今使っている腕時計はもう五十年使っているがずっと正確でとても良いものだといった内容の話をしてくれました。


おみやげ屋のおばちゃんなどは店内にもかかわらず折りたたみの実演を求めてきました。


私自身旅行者で初めての場所にいるのに道を訪ねられたりもしました。声をかけやすい見た目なのでしょうか。



そんなわけで午前中はサイクリングを楽しみましたが、午後は遠野駅周辺を観光しました。


遠野市立博物館は遠野物語百周年を記念して今年4月にリニューアルしたばかりというだけあって綺麗でした。主に遠野の歴史や昔の暮らしぶり、古民具などが展示されており、遠野弁で語られる民話や水木しげるが描くアニメの上映もなかなかのものでした。


とおの昔話村はまさにまんが日本むかしばなし展示場です。また、昔の旅館を利用した施設のため、柳田国男が遠野を訪れた際泊まった部屋もありました。


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前回の夜の写真を見ればお分かりかと思いますが、遠野は夜遅くまで開いているお店が少ないため、おみやげなど買う際は注意が必要です。今回のおみやげは遠野昔話のDVDです。


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大正12年生まれという語り部、正部家ミヤさんによる昔話DVDです。正部家ミヤさんは今でも二百を超える昔話を語ることができるそうです。まさにリアル阿求ですね。


こうして無事おみやげも買えたわけですが、帰りの深夜バスの時間まで何をするかが、今回の旅の最大の問題でした。バスは夜十時半出発なのにお店は殆どしまっている状態です。花巻辺りに出かけようにも電車は一時間に一本程度、花巻に着いた瞬間遠野に戻らなければバスに間に合いません。


しばらくは駅のベンチで遠野物語や佐々木喜善の聞耳草紙を読んでいたのですが、お腹が空いてきたので長時間ねばれる飲食店を探しました。


結局居酒屋兼喫茶店といったお店に入ってカレーを食べましたが家族経営らしく、カウンターに座っているお子さんに宿題をするよう促している姉と母の姿が微笑ましかったです。


お店の人は自転車を転がしている私を見て深夜バスを待っている人だと察してくださり、閉店時間を過ぎても店にいさせてくれました。本当に有難い話です。


そんなわけで今回も思い付きの旅行でしたが、充実した時間を過ごすことができました。
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遠野見聞録 弐

まんが日本むかしばなしが大好きだという方は遠野ふるさと村に行くことを強くお勧めします。


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上の写真のような茅葺の古民家が立ち並んでおります。中に入ると火を焚く匂いがして何とも落ち着きます。


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曲がった柱や梁は建てた大工の腕の良さがわかるといわれたそうです。また、古民具や祭り用の藁人形なども置いてあり、絵が描ける人にとってはなかなか良い資料になるのではないかと思いました。


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また、ここでは畑や田んぼを囲むように家々が配置されており、昔の農村風景そのものを再現しようというコンセプトが感じられます。


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さらに、馬っこ(藁でできた馬人形)作りやそばうち、絵馬絵付け、田植えなど様々な体験プログラムも用意されているそうです。ただし全て要予約なので、今回はそうした体験はできませんでした。次に行くときは馬っこ作りをしてみたいですね。むしろ住みたいです。暮らしたいです。


そんなわけで遠野ふるさと村を満喫したら遠野市街へ向けて再び移動開始です。もちろん寄り道しながらですが。


遠野の民間信仰オヤシロオシラサマの話は遠野物語でも紹介されており、まんが日本むかしばなしにも似た話がありますが、そんなオシラサマが山盛りで祀られているスポットが伝承園という施設です。


柳田国男が遠野物語を書く際、遠野の伝承、昔話を語って聞かせた佐々木喜善の資料館や、重要文化財に指定されている曲り家などがありますが、最大の見ものはやはり御蚕神堂でしょう。


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四方の壁一面にオシラサマが並んでいます。オシラサマは大切にお祀りすると御利益があるそうですが、逆に蔑ろにすると祟るそうです。これだけの物量を誇るオシラサマ達であればどちらに転んでも凄まじいことになりそうですね。


また、ここ伝承園でも藁細工や繭玉糸取体験などの体験ができます。


さて、遠野といえば忘れてはならないのが河童です。日本各地に伝わる河童伝説ですが、やはり一番知名度が高いのは遠野ではないでしょうか。


先ほどの伝承園から歩いて5分程度の場所にカッパ淵という淵があります。昔はよくここで河童が見られたんだそうな。


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淵には釣り竿が仕掛けられており、紐の先にはきゅうりが結ばれていました。この釣り竿は名人専用ということで触らないようにと注意書きが書いてありましたが、肝心の名人様は見当たりませんでした。逆に河童に引かれて淵に沈んだのでしょうか。


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このカッパ淵は常堅寺というお寺のすぐ裏にあるのですが、その常堅寺には河童狛犬がいました。


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頭のくぼみがまさしく河童ですね。


にとり河童に会えなかったのは残念でしたが、それでも今日一日とても楽しかった。そんな思いを胸にカッパ淵をあとにして宿へ向かおうとしたとき、出会いは突然やってきました。


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河童激写!!さっきまではいなかったのに。


さて、素敵な出会いもあり遠野旅行一日目は大変充実したものになりました。予約していた宿にチェックインした後、遠野の街で晩御飯をいただきました。


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馬産地遠野らしく桜丼です。デザートは酒カステラ。酒饅頭のカステラバージョンです。しかし流石は遠野。駅周辺にコンビニが一軒もありません。


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これでも夜7時なんですけどね。

遠野見聞録

そうだ 遠野、行こう。


というわけで、シルバーウィークを利用して遠野まで行ってまいりました。今年は遠野物語発刊100周年ということで盛り上がっているんですよ。


9月18日に池袋から深夜バスに乗り、19日朝7時に遠野駅に着きました。


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遠野駅


道のタイルには座敷童をはじめ民話のキャラクターが描かれています。


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朝ということもあってか人も車もほとんどいませんでした。しかし18,19日は遠野まつりなるものが開催されていたようで、日中街は伝統芸能などで盛り上がるのだそうです。


しかし私はそんなことお構いなしに一路北へ向かいました。目指すは遠野の山岳信仰の中心地である早池峰山、その麓にある早池峰神社です。


基本的に道中田んぼと山と川しかありません。


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ひたすらのどかです。和みます。幻想郷もこんな感じなのでしょうか。


途中寄り道をして菅原神社という神社に立ち寄りました。名前の通り学問の神様である菅原道真を祀っている神社です。ちょっと分かりにくい場所にある神社で、鳥居を抜けた先の参道はかなり良い雰囲気でした。


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ちなみにこの参道の脇はちょっとした墓地になっていました。夜に来るとかなり怖い体験ができそうです。


さて、目的地の早池峰神社に近づくにつれて道も上り坂になってきて、周りも田んぼから森へと変化していきます。気づけば携帯電話も圏外です。


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ここから坂道が続きます。


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こんな風景を日常と感じている人が存在していることが嬉しくなります。


そんなこんなで昼前には無事到着しました。


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格好良いですね。この神社は元はお寺だったのですが、明治維新の廃仏毀釈政策によって神社になったそうです。その際、心優しい和尚が悲しみと怒りによって破壊の極意を身に付けたとか付けないとか。


すみません。それは別のお話でした。


残念ながら本殿は撮影禁止の張り紙が貼ってあったため、撮影は自重してお参りだけしてきました。


帰り道は粋とは逆に下り坂になるので楽でした。途中せっかくだから別の道から帰ってみました。


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さりげなく山神様の祠があるのが良いですね。


さて、無事お参りを済ませて帰る頃にはちょうどお昼時になっていましたから、途中遠野ふるさと村というところに立ち寄ってごはんを食べました。


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ヤマメそばと遠野の伝統的な甘味「けいらん」です。


けいらんは中にあんこが入った湯団子です。


遠野ふるさと村はこの地方の伝統的な民家である南部曲り家を移築、保存し、昔ながらの遠野の農村を再現しているいわば田舎テーマパークです。


というわけで次回は遠野ふるさと村を紹介していく予定です。

ぼくのあきやすみ

今日は八月四十二日、まだまだ夏休みは……。流石に無理がありますね。もう現実を見る頃合いでしょう。

どうも、ジャムです。

最近朝夕とほのかに涼しさを感じられるようになってきました。コオロギやスズムシも盛んに鳴いております。しかし、スズムシはあんなに綺麗な音を出すのに見てくれが好きになれません。触覚がやたらと長いしお尻にも何か生えてるしちょっと怖いです。

閑話休題。

敬老の日が月曜日になったことや秋分の日などで九月にもそれなりの連休ができるようになりましたね。シルバーウィークなどと呼ばれているそうですが、休みが増えることは大歓迎です。

何をやらかすか今から楽しみです。そういえば昔子どものころは何故四季のうちで秋だけ長い休みが無いのか不思議でした。秋休みが無いのは何故かと思っていた人は鯛焼きをお腹から食べる人よりも絶対に多いはずです。

その大勢の人々の一途で純粋な想いがシルバーウィークという連休を生み出したのではないでしょうか。あきらめなければ夢は叶うなどという戯言もちょっと信じてみても良いかなと思えてきますね。

閑話休題。

先週多摩川沿いを自転車で走っていたら愉快なことをやっていました。

多摩川 019

ペットボトルや発泡スチロールで作った舟に乗って川に流されるイベントだったそうです。これ以上平和な国はたぶん無いと思います。それともイタリアあたりの方が平和かな。

8月35日 晴れ

何勘違いしてるんだ?まだ私の夏休みは終了してないぜ!!

お久しぶりです。ジャムです。

残暑厳しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

夏休みといえば虫取り、虫取りといえばカブトムシにクワガタムシですね。

この時期ばかりは日ごろのしがらみを忘れて思い切り童心に帰るのも良いものです。虫取り網に虫かごを装備して森や山を駆け回りましょう。

ただ最近では近所にそんな森や山なんて無いという方も多いかもしれませんね。でもご安心ください。

近所にカブトムシやクワガタムシがいなければ、自分で作ればよいのです!

そんなわけで、作ってみました。


虫 010


様々なジュースからカブトムシやクワガタムシを錬成するスグレモノです。実は前々から気になっていたんですよ。

お好みの色をしたジュースにゼラチン、砂糖を揃えれば準備完了です。

作り方は湯煎したジュースに砂糖、ゼラチンを加えてよくかき混ぜ、型に流し込むだけです。体と足は別パーツとなっていて固まったら各個溶かしたグミ液で接着します。


虫 006  虫 007


型に流し込むまではさほど難しくはないのですが固まってから周りのバリを剥がす作業が大変でした。クラフトナイフなどがあった方がやりやすいかもしれません。

万が一失敗しても再度溶かしてやり直せるので良いのですが、元来大雑把で不器用な私としては妥協を繰り返しながらの作業でした。

そして出来上がった夏の思ひ出がこちら。


虫 008


カブトムシとオオクワガタ、ゲットだぜ!

ちゃんとカブトムシとクワガタムシです。これならコンクリートジャングルでの生活でも簡単に手に入れることができますね。


虫 009


もちろんグミなので美味しくいただけます。ただ、味でいえばハリボのハッピーコーラの方が美味しいです。

しかしこんな素敵商品を考えだす社員やゴーサインを出せる上司がいるのならば、日本もまだまだ元気だと思いますよ。
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ジャジャム・ジャム

Author:ジャジャム・ジャム
ニコニコ動画でピアノなんぞ弾いております。

あまとう!

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