求聞和歌拾遺

世間ではセンター試験が行われているようですね。センター試験といえば天気が崩れるイメージでしたが、今日は晴れています。皆様のお住まいの地区はどうでしょうか。


どうも、ジャムです。


先日のコミケで頒布した『求聞和歌拾遺』はメロンブックスさんで委託販売中です。どうぞよろしくお願いいたします。


そんなわけで、今回はこの作品について自分なりに振り返ってみようと思います。


今回私が担当したのは1,2,3,5,8,9曲目の全6曲とブックレットの和歌及び序文、独白です。


まず和歌やテキストについてですが、全く初めてのことだったので自分でもどの程度の事ができたのか分かっていません。特に和歌は古文の文法も知らない身でしたが、そもそも和歌に詳しい人なんてめったにいるものでもないし雰囲気が伝われば大丈夫という妙な開き直りのもとで詠まれました。


全体的に長歌が多いのは私の趣味です。5,7,5,7,5,7…とつらつら続くリズムが好きなのです。もちろん短歌の文字数で情景を歌い切るだけの技量が無いのも原因ですが。個人的には8曲目の輝夜の和歌がお気に入りです。


序文や独白については殆ど即興でした。特に最後の独白はページの都合で急遽必要になりひねり出したものです。


そんな素人の和歌や文章なので、ひそなさんの素敵なイラストにかなり助けられている感が溢れだしているブックレットでした。


楽曲についてですが、まず1曲目。これは阿求が編纂した和歌集というコンセプトなら阿求の曲が必要だということに気付いて急遽作った曲ですが、それなりにオープニング感が出ていて良かったかなと思っています。


2曲目は萃香=鬼ということで、縦ノリで土臭さのあるイメージで作りました。私なりの土着的な日本の香りを曲にしてみましたがいかがでしたでしょうか。


3曲目は1,2曲目とはうってかわって西洋的な曲風になってしまいましたが、コンパクトながら綺麗にまとめられたかなと思っています。春といえばまず桜が思い起こされますが、青空と菜の花も麗らかで霊夢のイメージに合うかと思っています。


5曲目は昔を思い出す早苗さんということで、ノスタルジックな曲調にしてみました。夏にしてはちょっと涼しすぎたかもしれませんね。あと4分10秒からの約20秒間は今回の6曲の中で一番弾くのが難しかった部分です。メロディ全てが和音で、それを打撃的にならずなめらかに繋ぐのに苦労しました。


8曲目は終始穏やかな曲調です。左手はほとんど変わること無く同じパターンを続けて、その上でメロディが変化していく形は、変わらない時の流れの中で変わっていく星の動きや月の満ち欠けをイメージしたものです。派手さはありませんがシンプルな分ごまかしも効かず、弾くと結構緊張する曲でした。


9曲目は幽々子さまです。聴けば分かるとおり、バッハやショスタコーヴィチのプレリュードとフーガを真似てみましたが、和声や楽典といった専門的なことが分かっていない人間にそんなことできるはずもなく、なんちゃってフーガもどきになりました。ただ、終始3旋律を意識しなくてはならないので、弾くのは結構苦労しました。最大瞬間風速では早苗さんの曲が上ですが、平均風速でいえばこの曲が一番だったと思います。


一気に6曲のアレンジを作って弾くことは初めてだったので色々といたらない部分はあったかもしれませんが、とりあえず今の自分はこうなんだというものが見えて面白かったです。


閑話休題。


今日はピアノの調律の日でした。弦も切れていたので張替えもお願いしました。いつも来てくださる調律師さんは、もう10年もお世話になっている方です。その方が来月から約3年間アメリカに出張するのだそうです。


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おっさん萌え

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。


どうも、ジャムです。


2014年が始まりました。今年の正月は熊本に帰省して、久しぶりに家族が勢揃いでした。皆様はどのような正月を過ごされたでしょうか。


新年早々去年のことを振り返るのもなんですが、去年12月30日のコミケにて、CDを頒布させていただきました。スペースにお越しくださった方々、本当にありがとうございました。


お陰様で会場に持ち込んだ分は完売となりました。ただ在庫はまだまだ有りまして、メロンブックスさんで委託販売を行います。現在予約受付中ですので、興味のある方は是非覗いてみてください。


出来上がったCDを見て改めて感じたのは、デザインや装丁の持つ力です。もともと私はそういったことについては殆ど関心が無く、「どうみせるか」よりも「何をみせるか」に注意を払う人間でしたので、「どうみせるか」という方法論や技術 の大切さを実感しました。


今回のCDも聴くだけではなく、眺めていても楽しめるものに仕上がっているので、是非ジャケットやブックレットも鑑賞してみてください。


閑話休題。


私の家族はあまりテレビを見ないので、正月にテレビのチャンネル争いが起こるということはありません。そんなお正月の時間を利用して「ココシリ」という映画のDVDを観ました。


中国映画です。チベットの無人地帯で繰り広げられる、チベットカモシカの密猟者とそれを追う山岳パトロール隊のドラマです。こう書くと大自然の中で繰り広げられる善と悪の戦いみたいですが、そう簡単なものでもありません。


まず密猟者サイドの人間も、他に仕事がなく生きるために仕方なくやっている人がいること、そしてパトロール隊も政府や自治体が編成したものではなく完全なボランティア、有志の集いでしかないこと。これが大変なことで、劇中にパトロール隊が密猟者から罰金を取る描写があるのですが、これが何の法的根拠も無い行為だったんですね。


更には隊員を医者にみせるために、その罰金に手を付け、それだけでは足りないので密猟者から没収したカモシカの毛皮を売ったりするのです。


密猟者もパトロール隊も、正義などというものは最初から掲げておらず、只々生きることや自分が正しいと思い込んでいることのために動いているだけなのです。


そして物語の舞台となっているココシリという場所がまた素敵すぎます。スケールが大きすぎて人間ごときの正義だ何だという理屈がまるで意味を持ちません。あまりに唐突に何の前触れも理由もなく不条理に人が死にます。


そんな舞台だからこそ、そこで活動する人間は前述のような理由で動いているのでしょう。


物語自体はシンプルな構図です。ストーリーの巧妙さよりも画面に映る風景、その中の人間の暮らしぶり、渋いナイスミドルな男たちを楽しむ映画です。個人的には大当たりの映画でした。カッコイイおっさんが出てくる映画は好きです。


閑話休題。


こんな感じで今年もそれとなく気まぐれにやっていくつもりですので、皆様どうか今年もよろしくお願い致します。


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ジャジャム・ジャム

Author:ジャジャム・ジャム
ニコニコ動画でピアノなんぞ弾いております。

あまとう!

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