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ジャムジャム王国(仮)

気まぐれにつらつらと

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エターナルフォースなんちゃら

桜が終わったと思ったらまた少し寒くなりましたね。ゴールデンウィーク中は晴れて暖かくなって欲しいものです。


どうも、ジャムです。


先週の日曜日から読み始めた『八甲田山死の彷徨』ですが、今日読み終わりました。ここ最近本を読むことが減っていたのですが、久しぶりに最後まで読む勢いが落ちない本でした。やはり時間が少なくなると心置きなく本を読む機会も減りますね。


新芽が芽吹きいよいよ春本番という時期に身も心も凍りつくような本を読んで、私の精神は真冬に逆戻りです。なんでこの時期にこの本を選んだのかは謎です。知らない方のためにざっくりと紹介すると、リアルエターナルフォースブリザードです。


内容が寒くて辛いことばかりなので仕事帰りに読む気にはとてもなれませんでした。という訳で土日で読み進めたのですが、明日が仕事という日に読むものでもなかったなと少し後悔しました。心が寒過ぎて明日からの仕事に行く気力が萎えています。


絶対に体感温度が3度程下がっています。今も毛布に包まりながらブログを書いております。


私は雪の少ない九州は熊本の出身なので、作中にでてくる吹雪や積雪の描写もあまり実感が湧きません。想像を絶する程の凄まじいこと、悲惨なこととは分かっていても、やはり自らの経験、体験に無いものを的確に思い描くことは難しいものです。


と思ったのですが、作中のようなことを経験しているとすれば恐らくもうこの世にはいないでしょうし、こんなことを経験している人間の方が少ないでしょうから、やっぱりこの全容の分からないモヤモヤとした不安感、絶望感を抱くのは間違いではないのかもしれません。


九州人なんてものは(山間部の人は除く)雪を見たらはしゃぎだします。それがたとえ雨交じりのみぞれであっても雪だ雪だとはしゃぎます。私などもテレビや写真で見る一面真っ白に積もった雪景色を見ると駆け出して行きたくなります。


私が八甲田山雪中行軍に参加していたら、いの一番に三途の川を渡っていたことでしょう。











画像 017
徳島大尉(画像はイメージです)「一人の落伍者が出ればこれを救うために十人の落伍者が出、十人の落伍者を助けるために小隊は全滅するでしょう。雪地獄とはそういうものです」キリッ




画像 018
神田大尉(画像はイメージです)「八甲田山への雪中行軍は、吹雪という敵がひかえており、突風という伏兵が現われ、寒気という賊が忍び込んで来て、身体の熱を奪うものである」キリリッ























画像 021
ジャム「わあい!雪だー!!ジャム雪大好きー!!!」


即死です。瞬極殺です。B-2爆撃機に竹馬に乗って突撃していくようなものです。私がこの輝かしい現代に生きていて本当に良かったです。


そんなこんなで無事読み終えたのですが、実はこの作品、映画にもなっているのです。もしかしたら映画の方が有名かもしれませんね。「天は我々を見放したッ!」という台詞は流行語にもなったそうです。


特撮無し、本当に真冬の八甲田山でロケを行ったそうで、耐えきれずに脱走する俳優も出たのだとか。これは見てみなくてはなりませんね。


という訳で最寄りのツタヤで探してみたのですがありませんでした。まあ、映画も素晴らしい作品だそうなのでDVDを買っちゃっても良いかもしれません。


閑話休題。


八甲田山を読み終えたばかりですが、次に読む本は既に決まっております。吉村昭著『羆嵐』です。


これもある種の極限状態での人間模様を描いた作品です。八甲田山と同様に、この作品も基になった事件があるのです。しかしなんでこのぽかぽか春に、こんなにも心が寒くなる作品を読もうとしているのでしょうか。それも立て続けに。ピアノと同じで天啓でしょうか。


ちなみに、漢字でヒグマと書いて羆嵐ですが、読み方は「くまあらし」のようです。


この『羆嵐』を読めば、個人的に心が寒くなる本ビッグスリーを制覇します。残りの二つは今回読んだ『八甲田山死の彷徨』、そして『津山三十人殺し』です。


最後は小説ではありませんがノンフィクションであるがゆえにかなり堪えます。恐らくどんなホラーやミステリー小説よりも恐ろしいです。個人的心が寒くなる本ビッグスリーの中でもトップに君臨すると思っております。ホラー耐性やグロ耐性が無い方は絶対に読まない方が良いです。


こんなことを書いているとなんだか私が残酷で非情な話ばかりを好む人間のように思われるかもしれませんが、ちゃんとほんわかする本も読んでいますよ。


『フィオナの海』とか・・・。


えーと、あと印象に残っている作品といえば、『エーリッヒ・ツァンの音楽』とか、『壁のなかの鼠』とか。うおるでいい、すいんけみい、しるけういす?沙耶かわいいよ沙耶。誰か私のSAN値チェックをお願いします。


ああ、宮沢賢治作品なら定期的に読み返しています。これはほんわかですよね。そうでないものもたくさんありますが。


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*Comment

No title 

本当に身の引き締まるような物語ですね。無事に読破出来てよかったですw
そしてさらに似たテーマの本に手を出してしまうとは相当SAN値を削られてしまったのですね・・・。
あまり進んで心を凍らせたくないのですが、興味が出てしまいます。自分もツタヤでDVDを探したいですねw

現在「幽霊人命救助隊」という、自殺をした幽霊達が人命救助するという内容の本を読んでいるのですが、こちらもこちらで本当に考えさせられる話となっています。
テーマとは裏腹に、とても読みやすい良い本なので薦めさせていただきます!
  • posted by Kyou 
  • URL 
  • 2012.04/22 22:05分 
  • [Edit]

No title 

ジャムさんのSAN値が危ないww
雪山の恐怖というと、一番に思い浮かぶのは凍傷ですね~。
ちょっと油断するとすぐに切断を余儀なくされる……ほんと怖いです。

どうせ登るなら暖かい時期に涼しい山に登りたいもんですね。
まぁそれでも危険はたくさんあるのですがw
  • posted by はぐれ物書き 
  • URL 
  • 2012.04/22 22:17分 
  • [Edit]

 

おお、八甲田山の行軍遭難事件を元に書いた小説ですか。そちらの方は読んだことは無いのですが元の事件を知ったときは私も背筋が凍りましたね。そして天は我々を~に続き各自下山しろやら余りの軽装備に呆れてしまいました。対ロシアを前に自らの部隊をを虐め過ぎだろと。
まあこのような前例があったから言えることですが…
やはり自然を相手取るのならやり過ぎなくらいが望ましいのでしょうね。一人を殺害する為にボツリヌス毒素を盛るくらいには。


しかし本当に春に合わないラインナップですね、これは。。。
次は羆嵐とは、三毛別のアレか…福岡大ワンゲル部のも相まって羆は軽くトラウマです…
そういえば最近羆が逃げ出したなんてニュースがありましたね。 恐ろしや。


なんだかこんな時間なのに外が騒がしいな…ちょっと見に行くか。
  • posted by 蓮根111377 
  • URL 
  • 2012.04/23 21:38分 
  • [Edit]

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