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ジャムジャム王国(仮)

気まぐれにつらつらと

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恋煩い以外は治してくれるお湯

両腕が脱皮しはじめました(日焼け的な意味で)。どうやら関東も梅雨明けしたそうですね。


どうも、ジャムです。


金曜日頃から気温が一気に下がって過ごしやすかったのですが、明日からまた暑くなるようですね。


実は先週の秘封倶楽部のあとちょろっと群馬に行って温泉に浸かってきました。何気なく買った温泉入浴剤で温泉欲が高まっていたので秘封倶楽部で高まったテンションをそのまま利用して日帰りで行ってきたのです。


まずは鬼押出しから。


草津 039 草津 040 草津 045


浅間山の噴火で流れ出した溶岩なのだそうな。天気も良くて何とも良い景色でしたが、スカイタワーに行った時の両腕が焼けるように痛かったです。


その後は江戸時代の温泉番付で最高位の東の大関(当時横綱は存在していませんでした)に格付けされた草津温泉へ、行くと見せかけてちょっと足をのばして湯釜という場所へ。


白根山の火口湖です。


草津 066 草津 056


ビアンキのチェレステのような色でした。自然の中でこんな色が存在するとはと驚きました。


そんなこんなでようやく草津へ。あまりゆっくりはできなせんでしたが、とりあえず湯畑。


草津 090 草津 099


硫黄の匂いが立ち込めてまさに温泉街といった風情でした。


さて、草津には西の河原露天風呂という巨大な露天風呂があるとのことで、せっかくなのでそこに浸かってきました。


草津 108


流石に温泉の中は写真に撮れませんでしたが、プールのような広さでした。この温泉がある西の河原公園には川のように温泉が流れている場所でまさに源泉垂れ流しです。


こんな風に日帰りで、温泉だけにしておけばよいものをちょろっと観光も混ぜたのでなかなかの強行軍でしたが楽しかったですよ。やはり夏はこうでなければ。























































































私の私による私のための妄想。









































「はーい!こちらスタート地点でーす。参加者の皆さんは車の最後の調整を行っています。」

 文は実況にリポートにと大忙しである。各チームが最後の打ち合わせや調整を行っている中、参加者の紹介をしていく。後ろからは椛が追いかける。その肩には河城重工謹製映像転写装置が担がれている。この装置に取り込まれた風景が、会場に設置された河城重工謹製大型画像投影機に映し出される仕組みである。
 
 「まずはエントリーナンバー一番!毎度お馴染みの紅白巫女、博麗霊夢選手!」

 文は、やはり河城重工謹製の音声拡張機を手に各ドライバーにインタビューを行っていく。やはりというか何というか参加していた楽園の巫女。車も見事な紅白である。

「そりゃ参加するでしょ、あの人を小馬鹿にしたというか見下したような目つきと角度で、『え~、霊夢さんは参加しないんですか~?残念だな~、私、霊夢さんなら絶対優勝争いできると思ってたのに~。あ、でも不参加ならライバルが減ってむしろラッキーみたいな?まあ仮に参加しても結局は私が勝つんですけどね?きゃは!』とか言われたら誰だって許せないでしょ!?」

 どうやら早苗に煽りに煽られての参加ということらしい。のっけから不機嫌オーラ漂う霊夢。そんなオーラをものともしない文がにとりに話題を振る。

「それでは今回の技術解説、にとりさん。車の説明をお願いします。」

 彼女のこういうところは本当に報道者向きなのだろう。にとりもステージに設置された画像投影機に映し出された映像を見つつコメントを入れていく。


「霊夢の車は一言でいえば安定性、信頼性重視の車だね。開発にあたった河童達が震えていたよ。もし車が足を引っ張るようなことがあれば今までに食べたきゅうりの数だけ夢想封印ぶち込むって言われてさ。」

 にとりはやれやれとため息をつく。成程、万が一車のトラブルでもあろうものならその命はタンポポの綿毛の如く散らされるのだ。そんな霊夢の車は全車中一番の信頼性を備えているという。

「続いてはエントリーナンバー二番!こちらもお馴染み、白黒魔法使い、霧雨魔理沙選手!」

 もはや霊夢いるところにこの人ありということか。黒地に白いラインの入った車を伴って、こちらもやはりの参加である。

「信仰とかそんなものはどうでも良いけど、速さを競う祭りとあればこの私が出ない手は
無いだろう。レースはパワーってことを証明してやるぜ。」

 魔理沙は霊夢とは対照的にノリノリである。

「魔理沙の車はそのまんまパワー重視の直線番長だね。加速性能と最高速度に特化した車さ。」

 にとりが解説を入れていく。

「エントリーナンバー三番!ある意味今回の主役か?東風谷早苗選手!」

 名前を呼ばれて愛想よく周りに手を振る早苗。白地に青と緑のカラーが実に爽やかである。

「皆さんの応援と信仰のおかげで今日この舞台に立つことができました。優勝して信仰の素晴らしさをもっともっとたくさんの人に広めていきたいです!」

 品行方正を絵にかいたような笑顔でカメラに挨拶をする早苗。霊夢に見せた顔とは全く別の布教モードである。

「早苗の車はサスペンションを中心とした足回りに特に力を入れたようだね。外の世界と違って道が舗装されていないからとか言ってたけど、外の世界ってそんなにまっ平らな道ばかりなのかい?」

 にとりの言うとおり、幻想郷ではその道の殆どは坂道かけもの道である。外の世界から来た早苗もそこを考慮して河童達に指示を出していたようだ。

「エントリーナンバー四番!紅魔館の主、レミリア・スカーレット選手!」

「ククク、愚かな人間と妖怪達。皆が舞い上がる様を眺めているのも一興かと思ったけれど、この辺で私の力を教えておいてあげるのも強者の慈悲というものよね。」

 深紅の車。その小さな体に似合わぬ程のカリスマを漂わせる吸血鬼。

「そう言えば、レミリアさんは日光を浴びても大丈夫なんでしたっけ?」

 誰もが思っていたであろう疑問を文がぶつける。

「ククク、無知な貴女に教えてあげるわ。優秀な主のもとには優秀な人材が集まるもの。紅魔館には那由他の知識を持つ魔女がいるわ。彼女なら日光を無力化する秘薬の一つや二つ、いつでも作れるのよ。」

 そう、レミリアはパチュリーの作りだした日焼け止めクリームにより日光を克服していたのであった。

「レミリアの車はまさに河童達の技術の限界に挑んだ車だね。私たちだけじゃなくてパチュリーも開発に加わっていろんな技術が盛り込まれているよ。カタログスペックだけなら間違いなく最強の車さ。」

 そのカリスマは伊達ではなかった。にとりの解説通り、彼女の車は加速性能、旋回性能、最高速度共に高次元でまとめられたハイスペックマシンである。

「さあどんどん行きましょう。続いてエントリーナンバー五番!白玉楼からの参加は半人半霊の庭師、魂魄妖夢選手です!」

 白銀色の車体に淡い緑のグラデーションが美しい。気品を感じさせる車に対し、ドライバーの妖夢はやや緊張気味である。

「ぬ、抜けぬ車など、あんまみ!?あんまり無い!すすみません噛みました!」

「あらら、妖夢ったらだいぶ緊張してるね。彼女の車はコーナリングマシン、ステアリングの切れは抜群さ。あ、でも幽々子が最後の方で何かいじっていたような。」
 
 どうやらにとりも知らないところで幽々子が何か仕込んでいるらしい。

「エントリーナンバー六番!これは意外な参加です。スキマ妖怪、八雲紫選手!」

「八雲紫、17歳です♡」

 映像転写装置に向かってにっこりほほ笑む幻想郷きっての大妖怪。流石の文も数秒動きが止まる。

「あ、そのネタ外の世界でもありましたよ!クラスのアニメ好きで有名なヨシオ君がうわらば!」

 早苗が何か言いかけたがスキマから伸びた手で水月を突かれ沈黙する。
 
「えーと、にとりさん。紫選手の車はどのような特徴があるのでしょうか?」

 文が何事もなかったかのようににとりに話題を振る。

「それが何というか、うーん。」

 にとりが言い淀む。

「掴みどころが無いというか、あえて言えば特徴が無いのが特徴というか、正直彼女程の知識があればもっとすごい車も作れたはずなんだけど…。」

「あらあら、そんな無粋なことはしないわよ。あくまでもこちら側の世界の技術だけで作らないとフェアじゃないし、私としてもそんな大人げないことは趣味じゃないわ。」

 紫はあらあらうふふと胡散臭い笑みを浮かべている。文もそれ以上突っ込みは入れない。

「それではどんどん行きましょう。続いてエントリーナンバー七番。永遠亭からこの方、鈴仙・優曇華院・イナバ選手です!」

「え!?私、選手なんですか?聞いてないんですけど!?」

 文に音声拡張機を向けられて慌てふためく鈴仙。

「あやややや、選手名簿にはちゃんと名前が載っていますけど?」

「だって今日私は祭りの医療班として師匠に言われて派遣されてきただけで…。」

 実は永琳による「事前の薬物療法による外傷の軽減または回復に関する研究」の実験台にされていることを、鈴仙はまだ知らない。訳も分からずおろおろしている鈴仙をそのままにして文がインタビューを進める。

「最後はエントリーナンバー八番。人間の里からまさかの参戦!稗田家九代目当主、稗田阿求選手です!」

 文のコールに会場がどっと盛り上がる。人間の里代表ということで人間からの応援があるのは当たり前ではあるが、当たり前以上の盛り上がり方であった。よく見ると会場の一角には「あっきゅん愛してる♡」の横断幕が掲げられ、阿求応援団ともいえる集団が押し寄せていた。

「これは大きな声援ですね。実は私も貴女が参加したことには驚いているんですよ。」

 文にそう言われ音声拡張機を向けられた阿求はにこりとほほ笑む。

「自分でもちょっとびっくりしていますよ。幻想郷初の祭りとあれば私が記録しないわけにはいきませんから。」

「しかし、なにも自ら参加しなくてもよいのでは?」

 文は心配そうに言った。稗田家が人間の里にとどまらず幻想郷においても特別な家系であることは彼女も十分承知である。万が一のことがあってはという懸念は尤ものことであった。

「最初は見ているだけと思っていたんですが、百見は一験に如かずですよって早苗さんに言われまして。彼女のキラキラした笑顔を見ていたら本当にそんな気にさせられてしまって…。」

 荒事に向かない阿求を参加に駆り立てたのは早苗であった。だとすればこれも小さな奇跡ということか。

「あっきゅーん!マジ愛してるうぅぅうう!!!」

 ひと際大きな声援?が響く。会場の阿求応援団。その先頭には古道具屋の店主、森近霖之助が阿求の名の刺繍が入った鉢巻を絞め、汗や唾液やその他もろもろのパッションを撒き散らしていた。

「どうやら熱烈なファンが来てくれているようですね…。」

 霖之助のパッションにやや引きながらもインタビューを続ける文。

「ええ、人間の里代表ということで沢山の方が応援に来てくれました。でも野良犬が私を呼び止めることはあってもアレにだけは呼んでほしくはありませんね。」

 穏やかなほほ笑みを崩さずに阿求は霖之助に拒絶の言葉を投げる。目は、笑っていない。

「怒ったあっきゅんもマジかわうぃいいいい!!」

「あっきゅんって呼ばないでください。名前が穢れるので。」

「やべぇ!あっきゅんマジあっきゅん!!」

 へこたれない霖之助とあくまでもほほ笑みは崩さない阿求。すでにここでは別のバトルが始まっていた。

(外の世界にもいたなあ、ああいうの。馬鹿にする人もいたけどアイドルってえらかったんだなあ…。)

 阿求と霖之助のバトルを横目に早苗は妙な感傷に浸っていた。そんな早苗にも外の世界では隠れファンクラブが存在していたことを彼女は知らない。

 「よくぞ集まってくれた!さあ、皆の勇気をこの私に見せておくれ!!」

 神奈子が立ち上がり改めて祭りの開始を告げる。選手たちも意気揚々と、あるいは緊張した面持ちで、あるいは戸惑いながら、それぞれの思いを抱きつつ車に体を預ける。
 会場が、里が、幻想郷が、いよいよレースのスタートを待つだけとなった。





まさか続くとは…。そしてなかなかレースがはじまらぬえ。
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*Comment

No title 

とうとう温泉に行かれたのですね!それも草津とは!
温泉街独特の癒しがあったでしょうね。
プールほどの温泉とは贅沢ですねw堪能してみたいものです。
本当に夏らしいですね。お疲れ様でした!

続き待っていました!
各々の個性を凝縮させた設定に興奮してきます!
今後について波乱の予感しかしませんねw
そしてこーりん、どうしてこうなったwww
  • Kyou 
  • URL 
  • 2012年07月23日 21時40分 
  • [編集]

No title 

まさか続けて旅行に行くとは思っていなかったので、びっくりしましたね~。
火口湖はほんと、色が独特で素敵です。なんだか日本じゃないような印象を受けましたw

そして霖之助さんどうしたw
阿求が参加するのは嬉しいですが、なんだかファンの所為で余計な一波乱がありそうw

さて、紫さんじゅうななさいの応援に向かうか……
  • はぐれ物書き 
  • URL 
  • 2012年07月23日 23時18分 
  • [編集]

No title 

温泉とは良いですねえ。それもプールレベルの広さなんて開放感があって日頃の疲れなど吹き飛んでしまいそうです。アイスランドのブルーラグーンなんて行ったら解脱してしまうでしょうか。
しかし行動力がありますね、そのうち「衛星トリフネに行ってきました!」という記事が立っても違和感がないです。


り、霖之助さん?・・・
  • 蓮根137 
  • URL 
  • 2012年07月25日 20時39分 
  • [編集]

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